【投資実績公開】ウェルスナビ(自動運用サービス)編 その1:投資スタート
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目次
はじめに
アーリーリタイアすると定年退職した場合のように退職金を満額はもらえません。そこで20年間の積立長期運用を行って老後資金を準備しようと考えました。
投資先はロボアドバイザー(自動運用サービス)のウェルスナビにしました。20年間の積立長期運用をするには無理なく継続できる手軽さが必要だと思います。ウェルスナビは自動で毎月積み立てをして、投資銘柄のリバランスも自動で行ってくれるので手軽です。忙しくて積立するのを忘れることもありませんし、市場環境が変化したときに銘柄を組み替えるか検討で迷うこともありません。初回入金の後は、ドルコスト平均法で毎月一定の金額を20年間長期的に積立投資しようと思います。
ウェルスナビ(自動運用サービス)の特徴
私の投資体験談 その1
それでは、ウェルスナビ(自動運用サービス)に関する、私の投資体験談として、投資実績を公開します。
SBI証券が窓口となっている「WealthNavi for SBI証券」を利用しています。ウェルスナビ用に別にアカウントを作成する方式ではなくSBI証券のサイトにログインして利用する方式です。私は以前からSBI証券のサイトには日常的にログインしているので利用しやすいです。
成長が期待できる米国株(VTI)の割合が一番高いポートフォリオ(投資配分)
今月始めたばかりですがポートフォリオは下記のとおりで、米国株(VTI)の割合が一番高くなっています。リスク許容度はいつくかの質問に答えることで自動で設定してくれます。初期投資の元本は100万円ですが、3週間で4万円ほど増えて評価額が約104万円となっています。
私は日経225オプションの取引をしていますが、NYダウなどの米国株式指数と比較すると、日本株インデックス投資よりも米国株インデックス投資の方が長期的なパフォーマンスがいいので、米国株インデックス投資に興味がありました。今後の成長が期待できるのでロボアドバイザーが判断した投資割合が一番高くなっているのでしょう。
情報源: SBI証券
月5万円積立した場合の20年後の予測利益は865万円(中央値)
今後月5万円積立した場合の20年後の予測評価額の中央値は2,165万円で、元本は1,300万円なので予測利益は865万円ということになります。上位30%だと予測利益は1,504万円、下位30%だと400万円とかなりばらつきはありますが、20年も先のことなので予測は難しいでしょう。
また、推奨ポートフォリオをリーマンショック直前から運用したシュミレーションでは、2008年のリーマンショック時に評価損益がマイナスに転落しますが2012年以降はプラスが継続するという結果になっています。未来のことは分かりませんが、リーマンショックのような世界的金融危機が発生した場合、数年間はマイナスが続くという可能性もあるということが分かります。
情報源: SBI証券
ドルコスト平均法の長期的な効果に期待
初回は一括で100万円投資しましたが、今後の長期的な景気変動リスクへの対応については、毎月定額積立てするドルコスト平均法で景気変動リスクを緩和したいと考えています。毎月定額積み立てなので、株価指数が下落すれば毎月の買付け口数が増加し、逆に上昇すれば毎月の買付け口数が減少します。ドルコスト平均法による買付け口数の調整で、長期的に見て平均買付け単価を割安にできるので、リターンの面で有利になると考えています。
また各ETF銘柄の買付けの際に毎回円をドルに両替して購入するので、米ドル安になれば両替ドル数量が増加し、逆に米ドル高になれば両替ドル数量が減少しますので、ドル円の為替レートについても、同様にドルコスト平均法を働かせることができます。
情報源: SBI証券
米ドル建て投資よりも円建て投資の方が安心という考え方があると思います。現在の私のポートフォリオが円建てに偏っておりバランスを調整するために一部を米ドル建て資産にしようという考えがありまして、米ドル建て資産の割合を少しずつ増やしていこうと考えています。
資産の円建てが大半という状況は当面変わりませんが、資産の一部を世界最大の経済大国の通貨である米ドル建で保有することは、資産の分散という観点で悪くない選択であると考えています。
積立ペース:2017年から年間60万円
毎月5万円定額積立の引き落とし設定を行い、年間で60万円ペースで積立。初年度の2017年は投資額が年間60万円になるように調整済み(初期投資50万円+11月頭と12月頭に5万円ずつ積み立てで初年度も年間60万円)。普段の生活費の無駄使いを抑えて、給与収入が振り込まれる銀行口座から自動引き落としでコツコツと積立。
投資先:米ドル建ての海外上場ETF
日本に住んでいるので、日常生活で使うのは日本円。しかし長期的な視点で見ると、資産をほぼ日本円建てのみで持つのはリスクが高いのではと。
資産の一部を海外上場ETFに投資し、世界最大の経済大国の通貨である米ドル建で保有することは、資産の分散という観点でよい選択ではと。
長期投資のすすめ:15年以上の長期投資で損益がマイナスになるリスクを低減
過去のデータをみると投資期間については15年以上の長期投資をすることで、損益がマイナスになるリスクを低減できそう。運用期間は長いほど損失リスク低減にはいいけど、20年間という私の目標運用期間はまずまず。将来の老後資金なのでマイナスになるのは回避したいところ。
情報源: SBI証券
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