【投資実績公開】株価大暴落の前兆「ヒンデンブルグ・オーメン」は現実のものとなるか? その2
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株価大暴落の前兆「ヒンデンブルグ・オーメン」は現実のものとなるか?の記事(7月30日)から1週間ちょっと、8月限のSQ日の前日という絶妙なタイミングに日経平均が急落し2か月半ぶりの安値となりました。
目次
前回の記事(ヒンデンブルグ・オーメン関連)はこちら
7月末~8月11日までの流れ
①7月末~8月8日;低ボラリティが継続し、8月8日までは膠着状態
日経平均動かず、7月値幅バブル後最小 政治と業績の板挟み(7月31日)
2017年7月の日経平均は最安値19,856円、最高値20,200円で値幅は344円。6月が最安値19,686円、最高値20,318円で値幅は632円だったので、7月はさらにボラリティが下がって膠着状態が続きました。これは31年ぶりの値幅の小ささという状況でした。
[東京 31日 ロイター] – 7月の日経平均株価.N225は、月間の値幅(高値と安値の差)が344円23銭にとどまった。1986年1月(260円83銭)以来、31年半ぶりの小ささだ。日銀のETF(上場投資信託)買いが下支え効果を発揮する一方、日米政治の不透明感が強く、堅調な景気や企業業績を積極的に評価できないでいる。
需給面でみると、7月の値幅が縮小したのは、日本株の方向性を決めることが多い海外勢の動きが乏しかったからだ。
現在明らかになっている7月第3週までの主体別売買動向データでみると、現物と先物合計で約1180億円の売り越しにとどまっている。
しかし、「日本の政治動向に関する海外投資家からの問い合わせは増えている」(外資系証券の日本株運用責任者)という。「安倍退陣」となれば、株安・円高の動きが予想されるだけに、現時点で日本株買いに動くにはリスクも大きい。
一方、日銀は21日まで計2996億円のETF買いを実施。同期間で3390億円を売り越した個人投資家などの売りを吸収した構図になっている。
セゾン投信の瀬下哲雄ポートフォリオマネージャーは、「債券市場からあぶり出たマネーが日本株に流入している印象。株式市場のエネルギー自体が低い中、下落局面の日銀のETF買いは、円高でも日本株が底堅く推移する一因となっているが、価値と価格の関係が崩れている点については危うさもはらんでいる」と話している。
情報源: ロイター
8月の相場急変を警戒して手数を増やさないように我慢
私は8月の相場急変を警戒して手数を増やさないように我慢して過ごしてましたが、この判断は正解でした。
2017年7月(決済受渡日基準)は、月間で910,681円のプラスとなりました。ボラリティが低いときに手数を増やしてしまうと動き出してからが危ないと思ったので、物足りなさを感じつつも7月は我慢して大人しく過ごしました。
ここまでは膠着状態が続いていますが8月は大きく相場が動き出しそうな気がします。大損しないように頑張りたいと思います。
②8月9日;8月限のSQ日の前日という絶妙なタイミングで、日経平均が急落し下げ幅は一時300円超
北朝鮮情勢が緊迫化し、8月限のSQ日の前日という絶妙なタイミングで、日経平均が急落し下げ幅は一時300円を超えることになりました。
未来を見通せる天才なら急落の前にプットオプションをあらかじめ買建てておくのでしょうが、私はただの凡人なのでそれはできませんでした(笑)。相場が動き出すまではプットオプションは下落警戒でゼロ枚で待機し、8月9日の相場急落を確認してから翌日にSQ日が迫った8月限の19,500円のプットオプションを売建てしました。
④8月10日の日中取引;8月限のSQ値は19,825円92銭で建玉から1日で約8万円をゲット
8月10日は前日よりも高値で取引が開始され、8月限のSQ値は19,825円92銭で権利放棄により建玉から1日で約8万円をゲットしました。お小遣い的な収入ですね。
情報源: SBI証券
私は3年前に発売されたスマートフォンを使っていて、そろそろ買い換えたいと思っていたので、利益の半分4万円の予算でスマートフォンを購入しようかと思っています。
最近はコストパフォーマンスの良い製品が増えて4万円の予算でもサクサク動く機種が購入できそうです。いまは中国や台湾のメーカーの製品がコストパフォーマンスが高く人気ですね。日本メーカーのシェアは年々下落しているのではないかと思いますが、現在は日本メーカーの端末を使用しており日本メーカーにも頑張って欲しいものです。
情報源:価格.com
③8月10日~11日早朝の夜間取引;夜間取引中にもう一段下落しリスクオン相場に
日経平均先物は続落し360円安(マイナス1.83%)で19,350円、米国市場のS&P500、NYダウ、NASDAQも下げました。欧州やアジア市場も軒並み下げて、リスクオン相場となりました。
緊迫化する北朝鮮情勢については、グアムへのミサイル発射計画などで、米国と北朝鮮で売り言葉に買い言葉状態で牽制しあっており、先行きを不安視する見方が高まっているようです。トランプ大統領はツイッターという政府関係者のフィルターを通さない情報発信ツールを使用するため、大統領の生の声を素早く情報発信することができますが、有事リスクに関しては緊張を一気に高める危険性もあると思います。
情報源: SBI証券
⑤現在;盆休み期間ですが、気が抜けない相場
休前日8月10日の夜間取引で日経平均先物は前日比360円安ですので、週明け8月14日は盆休み期間中ですが、実家に帰省して墓参りしたりのんびり過ごしながらも相場が気になる投資家の方も多いと思います。ちなみに私の職場は盆休みはありませんので、3連休で週明けは月曜日から仕事です(笑)。
次の9月限のSQ日まではまだ1ヶ月近くあるので、これからの判断で損益に大きく差が出そうです。「ヒンデンブルグ・オーメン」については、現時点では5%は下落していないのでまだ成立していないようですね。更なる下落を警戒したいと思います。
ヒンデンブルグ・オーメン(英語: Hindenburg Omen)は、株価予測のためのテクニカル分析指標の一つ。発生すると1か月間は有効とされ、80%弱の確率で5%以上の下落が起きるといわれる[1]。 実際に目立った下落が起きた確率については、諸説あり、例えば、2014年から2016年の間に、オーメンが点灯した8回のうち、4回に顕著な下落が認められたという。(①2014年5月 ②2014年9月 ③2014年12月 ④2015年1月 ⑤2015年3月 ⑥2015年6月 ⑦2015年12月 ⑧2016年12月) [2]
ニューヨーク証券取引所における52週高値更新銘柄と安値更新銘柄の関係、マクラレン・オシレーター(en:McClellan oscillator)の値がマイナスであること、などいくつかの条件が同じ日に重なったとき、「ヒンデンブルグ・オーメンのサインが出た」とされる[1]。
1937年5月6日のヒンデンブルク号爆発事故にちなんで名付けられたもので、株価大暴落の前兆、証券市場における呪いの指標といわれる[1]。
近年では、2013年4月5日、2014年9月23日[1]、2017年3月13日、2017年6月13日[3]に現れている。
日経225オプションの利益の投資先について
日経225オプションは基本的にハイリスクハイリターンのキャピタルゲイン型の投資ですので、利益をそのまま日経225オプションへ再投資するとリスクも増大していきます。利益を再投資して「ガンガンいこうぜ」ってアツくなる気持ちを抑えて、日経225オプションの利益はできるだけソーシャルレンディング等のミドルリスクミドルリターンのインカムゲイン型の投資へ回すという投資方針でいこうと考えています。
ハイリスクハイリターンな投資はアーリーリタイアを目指すため
そもそもなぜ、ハイリスクハイリターンの投資も並行して行っているかといえば、それはアーリーリタイアを目指しているためです。インカムゲイン型の投資の中で比較的利回りの良いソーシャルレンディングですが、アーリーリタイアの資金をソーシャルレンディングだけの投資で回すと時間がかかり過ぎて、リタイア資金が貯まった頃には、定年が近づいてきてあまりアーリーではなくなってしまうのです(笑)
ということで、アーリーリタイアが目的ではなく、今の収入+αで生活にゆとりを得るために投資を考えている人でしたら、ソーシャルレンディング等のミドルリスクミドルリターンのインカムゲイン型の投資をオススメします。日経225オプションよりも損失を出すリスクはぐっと低くなります。
ソーシャルレンディング会社の情報については下記(ソーシャルレンディングのカテゴリー)をご覧ください。
注意事項
- オプション取引は、株式投資よりも基本的にハイリスクハイリターンです。
- リスク対策として、他の案件にも資金を分散して投資することをおすすめします。
- 投資は自己責任で行ってください。
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