株価大暴落の前兆「ヒンデンブルグ・オーメン」は現実のものとなるか?
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目次
ヒンデンブルグ・オーメンについて
爆発事故を起こした飛行船ヒンデンブルグ号
「ヒンデンブルグ」は、相場の暴落をイメージさせる事故として、1937年にアメリカで爆発事故を起こした飛行船ヒンデンブルグ号からとっているようです。
ヒンデンブルグ・オーメンは株価大暴落の前兆、証券市場における呪いの指標
今年は3/13にヒンデンブルグ・オーメンのサインが点灯したあと、6月に4回点灯し、直近は7/10に点灯しています。2014年から2016年の3年間で8回しか点灯しなかったヒンデンブルグ・オーメンが、今年だけで6回も点灯しそのうち5回は直近2ヶ月で点灯しており、現在はヒンデンブルグ・オーメン祭りとなっています。
ヒンデンブルグ・オーメンは株価予測のためのテクニカル分析指標の一つであり、点灯したら必ず暴落するということではないですが、2014年から2016年の間に、オーメンが点灯した8回のうち、4回に顕著な下落が認められた、ということで私は警戒しています。
ヒンデンブルグ・オーメン(英語: Hindenburg Omen)は、株価予測のためのテクニカル分析指標の一つ。発生すると1か月間は有効とされ、80%弱の確率で5%以上の下落が起きるといわれる[1]。 実際に目立った下落が起きた確率については、諸説あり、例えば、2014年から2016年の間に、オーメンが点灯した8回のうち、4回に顕著な下落が認められたという。(①2014年5月 ②2014年9月 ③2014年12月 ④2015年1月 ⑤2015年3月 ⑥2015年6月 ⑦2015年12月 ⑧2016年12月) [2]
ニューヨーク証券取引所における52週高値更新銘柄と安値更新銘柄の関係、マクラレン・オシレーター(en:McClellan oscillator)の値がマイナスであること、などいくつかの条件が同じ日に重なったとき、「ヒンデンブルグ・オーメンのサインが出た」とされる[1]。
1937年5月6日のヒンデンブルク号爆発事故にちなんで名付けられたもので、株価大暴落の前兆、証券市場における呪いの指標といわれる[1]。
近年では、2013年4月5日、2014年9月23日[1]、2017年3月13日、2017年6月13日[3]に現れている。
ヒンデンブルグオーメン
米国市場の株価急落を予兆するシグナルです(毎営業日更新)。点灯後おおよそ1ヵ月ほどが下落警戒期間となります。しきい値とする条件値によってシグナル点灯の有無は異なりますが、eワラント証券株式会社投資情報室で株式投資に対する総合的な有意性から独自に定義して情報を提供しています。詳細はこちらのレポート(英文)をご覧ください。直近の点灯開始日
・2017/7/10
・2017/6/21
・2017/6/16
・2017/6/8
・2017/6/1
・2017/3/13
8月の日経平均への影響は?
ここのところニューヨークダウ平均株価は史上最高値を何回も更新しており、過熱感も出てきていると思います。日本の株式市場のメインプレーヤーは海外の投資家です。米国市場で暴落が起これば、日経平均にも大きな影響がでるでしょう。
ドル建ての日経平均はチャイナショック前(20,800円台)よりも12ドル程度高い水準
海外の投資家は日経平均を円建てではなくドル建てで見ていると思いますので、私は日経平均のチャートを円建てとドル建てで比較して見たりします。
円建てで見ると現在の日経平均は、2015年8月のチャイナショック前の高値20,800円台を越えていませんが、ドル建てで見ると20,800円台(167ドル台)の2015年8月当時と比較して更に12ドル程度高い水準となっています。
このまま穏やかな状態が継続して8月を無事通過できるのか、波乱の展開となるのか、警戒しながら注視していきたいと思います。
情報源:nikkei225jp.com
日経225オプションの利益の投資先について
日経225オプションは基本的にハイリスクハイリターンのキャピタルゲイン型の投資ですので、利益をそのまま日経225オプションへ再投資するとリスクも増大していきます。利益を再投資して「ガンガンいこうぜ」ってアツくなる気持ちを抑えて、日経225オプションの利益はできるだけソーシャルレンディング等のミドルリスクミドルリターンのインカムゲイン型の投資へ回すという投資方針でいこうと考えています。
ハイリスクハイリターンな投資はアーリーリタイアを目指すため
そもそもなぜ、ハイリスクハイリターンの投資も並行して行っているかといえば、それはアーリーリタイアを目指しているためです。インカムゲイン型の投資の中で比較的利回りの良いソーシャルレンディングですが、アーリーリタイアの資金をソーシャルレンディングだけの投資で回すと時間がかかり過ぎて、リタイア資金が貯まった頃には、定年が近づいてきてあまりアーリーではなくなってしまうのです(笑)
ということで、アーリーリタイアが目的ではなく、今の収入+αで生活にゆとりを得るために投資を考えている人でしたら、ソーシャルレンディング等のミドルリスクミドルリターンのインカムゲイン型の投資をオススメします。日経225オプションよりも損失を出すリスクはぐっと低くなります。
ソーシャルレンディング会社の情報については下記(ソーシャルレンディングのカテゴリー)をご覧ください。
注意事項
- オプション取引は、株式投資よりも基本的にハイリスクハイリターンです。
- リスク対策として、他の案件にも資金を分散して投資することをおすすめします。
- 投資は自己責任で行ってください。
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