【投資実績公開】日経225オプション編 月報:8月は約206万円の利益
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日経225オプション取引で、8月は約206万円の利益を出すことができました。
目次
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8月の損益について
8月の日経平均の振り返り
情報源: SBI証券
①8月9日;8月限のSQ日の前日という絶妙なタイミングで、日経平均が急落し下げ幅は一時300円超
2017年8月の日経平均は8月8日までは7月と同じように膠着状態が続きましたが、北朝鮮情勢が緊迫化し、8月限のSQ日の前日という絶妙なタイミングで、日経平均が急落し下げ幅は一時300円を超えることになりました。
北朝鮮リスクを警戒 2カ月半ぶり安値
9日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比257円30銭(1.29%)安の1万9738円71銭で終えた。5月31日以来約2カ月半ぶりの安値。下げ幅の大きさは5月18日以来だった。北朝鮮が核弾頭の小型化に成功したと米メディアが8日報じ、地政学リスクへの警戒感から幅広い銘柄に売りが出た。下げ幅は300円を超える場面があり、東証1部の8割あまりの銘柄が下落した。
情報源: 日本経済新聞
②8月18日;日経平均が終値ベースで1万9,500円を下回ったのは5月2日以来約3カ月半ぶり
更に下落し約3カ月半ぶりに終値で1万9,500円を割り込みました。この日のあと数日は方向感に乏しかったので、そろそろ反発するかと思っていましたが・・・。
前日の米国市場では、NYダウは274ドル安と5日ぶりに大幅反落。トランプ大統領の政権運営に対する懸念やスペインでのテロ事件発生が嫌気され売り優勢となった。
東京市場ではリスク回避の売り圧力が高まるなか、日経平均株価は大きく水準を切り下げ、フシ目の1万9500円を割り込んだ。
18日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに大幅安となったことを受けて主力株をはじめ幅広く売りがかさむ展開となった。日経平均が終値ベースで1万9500円を下回ったのは5月2日以来約3カ月半ぶり。トランプ米大統領の政権運営に対する不透明感やスペイン・バルセロナでのテロ事件発生が前日の米国株急落につながり、東京市場でもリスク回避姿勢が強まった。外国為替市場では1ドル=109円台前半と円高が進行、これも輸出株中心に買いを手控えさせる要因となった。日銀のETF買いへの思惑から、前場は下げ渋る動きをみせたが、前週に続き今週も海外ファンド筋が先物を通じて売りを出しているとの観測も出るなか、後場に売り直される形となった。東証1部の8割以上の銘柄が下落、売買代金は2兆円を3日ぶりに上回った。
情報源: Kabutan
③8月29日;早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、日経平均が一時19,300円を割り込む
このまま19,500円前後で底を打って反発するのかと思っていたら、8月29日早朝の北朝鮮が弾道ミサイル発射で、日経平均が急落しました。
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比118円95銭安の1万9330円95銭となり、続落した。取引時間中としては5月1日以来約4カ月ぶりの安値水準を付けた。北朝鮮が早朝に同国西岸から弾道ミサイル1発を発射、ミサイルは日本上空を通過し北海道襟裳岬の東方の太平洋上に落下した。地政学リスクの高まりで円高・株安となり、幅広い銘柄が売られた。セクター別では、情報・通信が下落率のトップ。その他製品、ゴム製品がこれに続いた。半面、建設、鉄鋼、水産・農林はしっかり。
北朝鮮リスクの高まりで一時170円近く下落した日経平均は、82円安まで下げ渋る場面もあったが、2016年11月10日以来約9カ月半ぶりに200日移動平均線を割り込み、投資家心理は悪化している。
情報源: ロイター
2017年8月は、月間で約206万円の利益
それでは、私の投資体験談として、投資実績を公開します。2017年8月(決済受渡日基準)は、月間でプラス2,061,929円でした。
未来を見通せる天才なら8月9日の急落の前にプットオプションをあらかじめ買建てておくのでしょうが、私はただの凡人なのでそれはできませんでした(笑)。相場が動き出すまではプットオプションは下落警戒でゼロ枚で待機し、8月9日の相場急落を確認してから翌日にSQ日が迫った8月限の19,500円のプットオプションを売建てて約8万円の利益がでました。VI先物を試しに買ってみましたが、読みが外れて6千円程度のマイナスでした。あと1日急落が早ければプラスになっていたんですが・・・。
ボラリティが低いときに建玉を増やしてしまうと動き出してからが危ないと思ったので、物足りなさを感じつつも7月は我慢して正解でした。8月9日に北朝鮮情勢が緊迫化し急落したことで、6月下旬から7月中旬の日経平均が2万円台で上昇トレンドだった時に売建てしたコールの建玉で大きな利益が出ました。
8月29日の弾道ミサイル発射による急落は予想外でしたが、事前に逆指値で決済注文を出していたので、寄り付きで決済約定することで建玉が減って、更なる急落に備えることができました。結果的には8月中は更なる下落はなく8月31日まで上昇傾向となりましたので、含み損を出すことなく無事に月末を迎えました。
月間で利益が200万円を越えるのは今回が初になります。北朝鮮関係で今後どういった展開になるのか難しい相場が続きそうですが、今年残り4ヶ月で利益を失ってしまわないように頑張りたいと思います。
情報源: SBI証券
日経225オプションの利益の投資先について
日経225オプションは基本的にハイリスクハイリターンのキャピタルゲイン型の投資ですので、利益をそのまま日経225オプションへ再投資するとリスクも増大していきます。利益を再投資して「ガンガンいこうぜ」ってアツくなる気持ちを抑えて、日経225オプションの利益はできるだけソーシャルレンディング等のミドルリスクミドルリターンのインカムゲイン型の投資へ回すという投資方針でいこうと考えています。
ハイリスクハイリターンな投資はアーリーリタイアを目指すため
そもそもなぜ、ハイリスクハイリターンの投資も並行して行っているかといえば、それはアーリーリタイアを目指しているためです。インカムゲイン型の投資の中で比較的利回りの良いソーシャルレンディングですが、アーリーリタイアの資金をソーシャルレンディングだけの投資で回すと時間がかかり過ぎて、リタイア資金が貯まった頃には、定年が近づいてきてあまりアーリーではなくなってしまうのです(笑)
ということで、アーリーリタイアが目的ではなく、今の収入+αで生活にゆとりを得るために投資を考えている人でしたら、ソーシャルレンディング等のミドルリスクミドルリターンのインカムゲイン型の投資をオススメします。日経225オプションよりも損失を出すリスクはぐっと低くなります。
ソーシャルレンディング会社の情報については下記(ソーシャルレンディングのカテゴリー)をご覧ください。
注意事項
- オプション取引は、株式投資よりも基本的にハイリスクハイリターンです。
- リスク対策として、他の案件にも資金を分散して投資することをおすすめします。
- 投資は自己責任で行ってください。
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