みんなのクレジット編 その13:「みんなのクレジット(現スカイキャピタル)に関する集団訴訟」(enjin)への参加を申請
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集団訴訟へ参加申請しました
今回、集団被害者と弁護士を繋ぐ集団訴訟プラットフォームのenjin(円陣)を利用して、「みんなのクレジット(現スカイキャピタル)に関する集団訴訟」への参加申請を行いました。
個人訴訟の弁護士費用は通常30万円程度はかかるようですが、私の損害額はそれよりも少ない17万円台でしたので、費用倒れになるので行動していませんでした。
私は訴訟自体が未経験です。裁判の結果によっては、この弁護士費用等の分だけお金を払って終了という結果になる可能性もありますが、これも経験と思って参加を決めました。
ソーシャルレンディングも大人数で貸付資金を出し合いますが、集団訴訟でも弁護士費用等を大人数で出し合うことで、一人当たりの負担が軽くなればいいなと思っています。被害額が十数万円ぐらいの人は結構いるのではないかなと。現在は集団訴訟の参加人数が165人で被害額は4億円台です。
現在はまだ参加者を募集中の段階のため、費用負担額等詳細は今のところ未定です。
enjin(円陣)とは
「enjin(円陣)」は集団訴訟を提起したい被害者と弁護士をつなぐ日本初のリーガルテックサービスで、サービスを開始して数ヶ月ということです。ソーシャルレンディングよりもさらに黎明期にあるWebサービスです。
このサービスがうまく実績を積み上げていければ、訴訟のハードルが下がれば、いいなと思っています。
日本初 集団訴訟プラットフォーム「enjin(円陣)」のベータ版提供開始
2018/05/21
株式会社ClassAction(読み:クラスアクション、本社:東京都港区、代表取締役CEO/弁護士:伊澤文平。以下弊社)は、集団訴訟を提起したい被害者と弁護士をつなぐ日本初のリーガルテックサービス「enjin(円陣)」のベータ版を2018年5月21日にリリースいたします。
また、500 Startups Japan(代表:James Riney)及び個人投資家を引受先とする、6,000万円の資金調達を実施し、加えて東京弁護士会消費者問題特別委員会の委員などを歴任し、様々な集団訴訟に取り組んできた中川素充弁護士がアドバイザーに就任しました。今後は、調達した資金をもとに、集団訴訟に関するコンテンツ制作や、サービス開発・運営体制の強化を進めてまいります。■開発の背景(代表 伊澤文平)
弊社代表が弁護士として活動する中で、被害者の被害額よりも弁護士費用の方が高くなってしまうために、依頼を受けることができないなどの歯がゆい経験から、enjinは誕生しました。例えば、消費者被害だけでも年間約4.8兆円(※1)の被害額が出ていますが、30万円程度までの少額被害の方の多くは泣き寝入りしているのが現状です。
enjinでは、多数の被害者を集め、「集団訴訟」の形にすることで、一人あたりが負担する弁護士費用を軽減することができます。それにより今まで、泣き寝入りしていた被害者の方を救い、表に出なかった事件を顕在化させることができます。
被害者と弁護士が「円陣」を組み、権力や圧力に屈することなく、正しいことを正しいと主張できる世の中にするための「原動力(エンジン)」となることが我々のミッションです。
世の中には人生を変えるような様々な被害から、苦しみ・悩んでいる方が大勢います。
その辛い想いを解決する土壌が日本ではまだ整っていません。 enjinは、そういった被害者の方に対して、より集団訴訟に参加しやすい場を提供し、被害者が救われる社会を作りたいと考えています。
■サービスの特徴
enjinの機能
①集団訴訟プロジェクトの立ち上げ機能
②弁護士の登録機能
③支援者の寄付機能(2018年6月予定)
④集団訴訟事務やコミュニーケーションの円滑化機能(2018年9月予定)
enjinは、被害者が集団訴訟のプロジェクトを立ち上げ、同様の被害に遭われた方を募ることができます。一定数の被害者が集まった段階で、enjinに登録されている弁護士と弁護団を形成することができます。その後は、弁護士主導で裁判外、裁判内での解決を目指していきます。集団訴訟においては、被害者が多数いるという特性から、事務手続やコミュニケーションが煩雑になります。enjinは集団訴訟の進行を円滑にするようなシステムの提供も検討しています(2018年9月予定)。また、被害を受けられた方の支援を厚くするために支援者による寄付機能も導入予定です(2018年6月予定)。■enjinを利用することには下記のメリットがあります。
①事件化できる可能性を高められる
現状、被害額よりも弁護士費用の方が高くなってしまい、泣き寝入りしている事件が多数あります。enjinにより集団化することで、一人あたりの弁護士費用が軽減され、表に出なかった事件を顕在化させることができます。
②加害者への抑止力となる
現状、被害に遭ったとしても、費用倒れで事件化できなかったり、事件化したとしても集団化できずに加害者と対等に交渉できないことが多々あります。そのような状況を放置することで、被害がより助長されています。enjinにより、事件を顕在化させ、加害者と対等に交渉できる弁護団を形成することで、加害者への抑止力となります。
③解決可能性を高められる
enjinにより、弁護団を形成することで、加害者に対して強い交渉力を持つことができます。また、集団化することで、多くの被害者から証拠を集めたり、調査費をかけることができる可能性もあります。そのことで、より交渉上有利な材料を集めることができ、事件解決の可能性を高めることができます。
④社会を動かせる
個別に弁護士へ依頼しても、メディアなどに取り上げられことは少なく、社会を動かすほどの影響を与えるということは困難です。enjinを通じて、被害者の方が「集団訴訟」という形で多く集まれば、社会からの注目を集めやすく、メディアにも大きく取り上げてもらえる可能性が高くなります。そうすれば、個別で依頼した場合では実現できなかった、社会を動かすようなムーブメントを起こすことができます。
■アドバイザーに中川素充弁護士就任
enjinのアドバイザーに中川素充弁護士が就任したことを発表致します。中川氏は多数の弁護団事件を担当した経験があり、enjinがより集団訴訟の実務に即した形で運営できるようアドバイザーの立場で協力いただきます。中川素充弁護士の略歴
東京大学法学部卒業後、弁護士登録。オアシス法律事務所の代表弁護士を務める。下記、担当した弁護団事件。
福島原発被害首都圏弁護団、薬害肝炎東京弁護団、全国安愚楽牧場被害対策弁護団、預貯金過誤払被害対策弁護団、平成電電被害対策弁護団ほか。(※1)2016年消費者庁調べ
情報源:株式会社ClassAction
一括返金後の現在の回収率は約12%
私の2018/3/13の一括返金後の現在の回収率は約12%(元金200,000円に対して、回収額;24,867円)です。
ソーシャルレンディング全体の利益は、みんなのクレジットへの投資元本の倍以上ですのでソーシャルレンディング全体の損益がマイナスとはなりませんが・・・。
みんなのクレジットに全力投資をしていたらと思うとぞっとします。これからも分散投資で生き残りを図っていこうと思います。現在は下記16社↓に分散投資しています。
注意事項
他のソーシャルレンディング会社への投資について
私はリスク分散のために、複数のソーシャルレンディング会社へ資金を分散して投資しています。ソーシャルレンディング会社の情報や私の投資実績については下記(ソーシャルレンディングのカテゴリー)をご覧ください。
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